夏の演奏締めくくり・坂本夏祭り生源寺
先日、三味線の成田さんの依頼で大津の坂本に在る生源寺に、鼓娚の演奏行ってきました。
昨年は鼓娚ではなく、くみこさんと参加しました。とにかく暑かったのを覚えています。
比叡山の麓で、日吉大社の近くで、伝教大師ご誕生の地のお寺です。この夏祭りは伝教大師ご誕生会のお祭りです。
太鼓を搬入して、本堂にご挨拶とお参りしました。お線香の香が、立ち込めて…。
簡単に音チェックをして、控え室で待ちます。結構待ち時間が長いと、この時は思う。
控え室で、打ち合せをして、お弁当を食べたりお話したり、盛り上がる。
成田さんは、先に江州音頭に出演されるためお弁当を食べる事なく出発。
今回の演奏は、私にとっては最大級のピンチが訪れました。
演目の鼓娚の「ひるごもり」と、成田さんと演奏する「いぶき」が同じ「竹田の子守唄」なのです。
「いぶき」を演奏しないと、くみこさんは思われていたそうで。
悩んだのですが、急遽「いぶき」を「こきりこ節」にアレンジして挿入する事に。
鼓娚の演奏の時間になりステージに行くと、時間がオーバーしてるらしくまきでとの指示。
なんとか、「豊に」と笛ソロで「風車」と「ひるごもり」を演奏しました。
「風車」は、気持ち良かったなぁ。音響さんが良くしてくださって。
鼓娚の演奏後、再び成田さんの登場です。三味線の独奏の後、くみこさんとコバッチさんが参加して、「お祭りさわぎ」という結構即興に近い演目をされて。
いよいよ、問題の「いぶき」です。笛ソロも強引に「こきりこ節」をスローに吹き、なんとかしのぎましたが…。
どちらかの曲を変えないといけないなぁ。と反省。
最後は、「成ちゃんの踊ろや江州音頭!!」で終わりました。アンコールのお声も頂いて。
楽しい演奏でした。お線香の香に包まれて、きれいなお月さまを見ながら笛を吹く、最高です。今年は、暑さがましでしたし…。
来年も御仏縁あります様に。
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