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長崎の旅・再生太鼓の故郷を訪ねて「長崎原爆資料館~素敵な人たち」

諏訪神社を出て、路面電車に乗り「浜口町」で下りて、長崎原爆資料館へ行きました。

中に入ると、柱時計の時をを刻む音が、絶えず鳴り響いてます。

もう、その音だけで胸が締め付けられます。

昭和20年8月9日の11時2分で、止まってしまった柱時計。山王神社近くの民家にあったものが展示されていました。「永遠の11時2分」

今のお姿から想像できない、浦上天主堂の惨状を始め、直視出来ない、言葉も出ない、展示物を見て…。衝撃を受けました。

私は、小学校の修学旅行が、広島でした。広島で、原爆資料館に行った事を今でも、心の奥に残っています。

その時は、あまりの恐怖に逃げ出したい思いだった…。

被爆者の谷口さんの被爆体験をビデオで、見ました。壮絶なお話を、たんたんと語られて、より胸に詰まります。

頭が衝撃で、ぐらぐらして転げる様にイスに座ると「浜辺の歌」が英語の歌詞で流れていました。不思議な空間でした。

私は、本当に「再生太鼓」と共に演奏出来るのかな。

「木霊」の時を刻む太鼓に、笛を吹けるのかな。

平和を祈る思いを、大切さを伝えられるのかな。

涙が、出ました。どうしようもない思いに。こんな自分に。

原爆資料館を出て、Aさんとお別れしました。そのお優しいお心遣いに感謝です。

長崎が、まるで自分の第二の故郷の様に温かい旅になりました。

その後、昨年平和を祈る奉納演奏を取材して下さった、NHK長崎のMさんご夫妻と会いました。

私は、主催者でバタバタしてて、あまりお話もしていなくて。今回、お話して頂いて楽しかったです。奥様も、とても素敵な方でした。

Mさんも是非、再生太鼓を山王神社で演奏してほしいと、おっしゃって頂きました。

もっと、もっと頑張ろう。頑張るしかない。100%は無理でも、少しでも頑張りたい。

少しでも、平和を祈る思いを伝えたい。

古賀さんの思いに、少しでも答えられたら…。

短い時間でしたが、本当に幸せな旅でした。古賀さん、くみこさん、Aさんを始めたくさんの人たち、ありがとうございました。

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