鬼ヶ城で、一吹き♪
熊野三山巡りの中で、世界遺産の鬼ヶ城で、一人紫雲(奉納演奏)をこっそりしてきました。
入口の鬼フェスタの赤い幟に、なんだか笑えて。
本当に海が近くて、怖がりの私は、またしてもひゃぁ~ひゃぁ~言いながら、良い演奏ポイントを求めて歩きました。
なぜか、子供の頃から海の波しぶきが怖くて…。
ちょっと岩場の奥まったところが、安心できる場所で、そこで一吹き。
「浜辺の歌」を気持ち良く、緊張して吹きました。
浪間に映る、光のほわほわと漂う姿に見とれながら。
時間とか、なんか色んな事が流れて、無になる。
再び歩いて、又良い岩場を見つけて、「浜千鳥」を丁寧に吹きました。
こんなに、どきどきするとは…。
ここの岩は、本当に不思議なパワーが出てそうでした。
自然なのに、奇妙で貫録がある。
平日なので、人もほとんどいなくて、ありがたかったです。
その日の夜眠る時、なんだか海の奥深くに沈んで、漂う感じがしました。
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