松明の灯りに、太鼓と鉦が響きわたる夜祭り。
昨日の夜は、近くのお宮さんの春の大祭の宵宮でした。
もう、かれこれ4年はたつのに、祭典での私の和琴の奉奏は進歩してません…。
和琴の音色の美しさに、皆さん感心されていますが…。
無事に祭典を終えると、しばらくして遠くで太鼓と鉦の音がしているのに気付きます。
生憎の雨ですが、4つの字から松明と、太鼓と鉦が宮入してきます。
本当に、明かりの少ないお宮さんに、これまた街灯の少ない村から、松明が見えてきます。
一番の字が、入ってくると、静かなお宮さんが一気に華やかになります。
いつも思うのですが、吊られた鉦を木槌で叩く音は、バリのガムラン音楽みたいです。
ぽわん、ぽわんと余韻の有る鉦の音色に、独特の太鼓のリズムが合わさって。
松明とかがり火に照らされて、不思議な世界になり。
どんどんと、各字が宮入して。
会話もままならない、すごい音です。
神様に、響く音色なのかな。
シンプルなのですが、とても気持ちが高揚します。
そして、又、各字に帰って行かれます。
音と灯りが、少しづつ遠くへ行きます。
その後、訪れる静けさが、なお一層夜祭りのはかなさを感じます。
私は、秋祭りの宵宮のひっそりとした静かな夜祭りが大好きですが…。
この春祭りの夜祭りの魅力は、又、格別かな。
次回は、デジカメでなんとか良いパチリをしたいなぁ。
このお祭りに出会えて、幸せです。
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