嵐山の祐斎亭で、目と耳と心に、贅沢を!
昨日、地元お鯰様のTさんのお誘いで、京都は嵐山に在る、夢祐斎工房に筑前琵琶を聴きに行きました。
この工房は、奥田祐斎さんと言う、染色家の方のアトリエで、川端康成さんが昔執筆活動をされたと言う、有名な旅館を改築されて出来たそうです。
趣の有る、すご~く感性が研ぎ澄まされる素敵な空気流れてます。
そこで、色々と建物を見学させて頂いたり、祐斎さんのパリはルーブル美術館に出展された記録のDVDを見させて頂いたり…。
工房で、実際に制作されているところにお邪魔したり…。
気さくにお話して下さる祐斎さんですが、本当にすご~い空気感だされてて、どきどきしました。
そして、その作業されているところに、ちょこんっと2匹の白い大きなわんこがいました。
なんだか、のんびり暑~い工房で休んでて、めっちゃ癒される。
祐斎さんの染物は、「夢黄櫨染」と言う、光に当たると色が変化するすごく神秘的な物でした。
もう、本当にいいなぁ~っと思いました。
パワー頂けそうな、舞台で身に付けたいなぁ、なんて。
しかし、なんせお金に縁のない私で、泣く泣くあきらめました。
筑前琵琶の演奏は、片山旭星さんと言う、これ又人間国宝の方々を師事する素晴らしい演奏家の方でした。
良いお声で、平家物語を語って頂く。
「那須与一の段」は、もう入り込んでしまい、はらはらどきどき、琵琶の音が盛り上げて、終わってふ~っと感動しました。
個人的には、最後のノリノリの、七福神が登場する、お正月のおめでたい時に演奏する曲が、楽しくてわくわくしました。
琵琶のなんとも言えない音色に、良いお声が響いて、素敵でした。
演奏後、恐れ多い事に、私が笛をやっているという事で、旭星さんとお話させて頂けました。
雅楽のお話や、他楽器との合奏のお話など、これまた気さくにお話して頂きました。
あ~、夢の様です。
すごい方々とお話させて頂けて、たくさん心に栄養と刺激を頂きました。
帰り、祐斎さんから、宴会のお誘いして頂けたのですが、なんせ滋賀なもんで泣く泣く帰りました。
工房を出ると、桂川にもやがかかって、とても神秘的で、パチリしました。
あ~、こんな素敵な場所で笛、吹けたら最高だろうなぁ。
う~ん、やっぱり素敵なところだなぁ。
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