今回も、無事に雅楽の定期演奏会を終えて。
先日、京都コンサートホール小ホールで開催された、お世話になってます雅楽会の定期演奏会に、出演させて頂きました。
苦手の早起きと、体調不良で、どうなるかと思いつつ、気合いで行って参りました。
午前中は、舞台設営です。
今年も高蘭班でしたが、白布敷きやホワイエ設営など、色々なんでもお手伝いしました。
こんな感じで、出来あがり…。
笙のMさん、ダブルOさんと、楽しくお話しながらお昼を食べました。
定番のビーフシチューピラフです。
そして、芝先生、多先生、増山先生がお見えになられて、どきどきのリハーサルで。
入り、退場のチェックや、転換の役割分担など、細かく決められて。
音出しの完全リハーサルで。
全く、主管の方が見えない位置での演奏で、少しタイミングが計れず戸惑う。
舞楽は、今年も芝先生の真後ろで、どきどきがピークに。
そして、体調不良もピークで。
力、振り絞って本番に残しとかないと、と、ペース配分に苦しみ…。
何が何やら、やっとこさで乗り切り…。
左舞の皆さんが最終の確認をされてるのをパチリしました。
いよいよ本番へ向けて、準備に入り、ばたばたと本番を向えました…。
扉が開くその瞬間まで、色んな思いが駆け巡りますが、舞台に出たら平常心で挑みます。
管弦、太食調音取りの後、「朝小子延只拍子」が始まりました。
以外と、めっちゃんこ冷静に全体の様子を感じながら吹きました。
催馬楽は「青柳」、句頭の方の良いお声を聴いて歌いました。
そして、私的には今回一番お馴染みの「合歓塩」で、管弦の部は終わりました。
びっくりする位、ノー緊張で…なんだか怖い。(^-^;
芝先生の雅楽アラカルトと休憩後、舞楽の部です。
芝先生のお背中から出るオーラに圧倒されながら、気を引き締めて左舞「春庭花」を吹く。
素敵な舞い人さんの装束姿にうっとりしながらも、集中!集中!
芝先生が吹かれる舞楽は、本当にキレが良くて、なのに抒情的で、平安時代みたいな空間に一気に飛んでってしまいそうでした。
次は、わくわくナンバーワンの増山先生が舞われる「胡飲酒」です。
古楽乱声を必死に吹いてたら…。
きゃぁ!お面が大きくてなんかものすごくキュートなお姿が!
胡国の酔っぱらいの人の踊り(かなり乱暴な表現ですが…。)で、なんか所々の振りが、つぼにはまるなぁ。
でも、やっぱり芝先生の音色の美しさと迫力に、一番ノックアウトされてましたが…。
右舞は「仁和楽」で、私はこの雅楽会にお世話になってから二回目の演奏です。
なぜか、最近調子良い高麗笛は、本番もなんとか頑張ってくれました。(/ ^^)/アリガトネ
いつも、この右舞辺りから妙にしんみり寂しくなるんです。
憧れの芝先生と、今回の演奏曲で、笛を吹かせて頂けるのも、残り僅かだなぁ。
「長慶子」で、本当に終わりです。
今回も、自分自身の反省点や、いけてない事、たくさん勉強になりました。
そして、芝先生と演奏させて頂き、ものすごい興奮と緊張を感じながら最高に幸せだなぁ、と思いました。
ありがとうございます。m(_ _)m
私も、少し成長したのかな。
今回は、定番の本番前のえずく事も無く、適度の緊張で本番に臨めました。
音や、全体の流れる空気なんかを感じながら、冷静に吹けました。
次回は、もっとより良い演奏出来る様、自分の能力を上げたいです。
また、一から雅楽、頑張ろう。
やっぱり、雅楽はえ~なぁ。
今回、笙のOさんにお会い出来て嬉しかったのですが、全然成長していない自分が恥ずかしいです。ヾ(_ _*)ハンセイ・・・
もう少し成長した姿をお見せ出来る様に、努力したいです。
Oさんにいつも励まされ、元気もらって、癒されて。
感謝です。m(_ _)m
後、篳篥の大先輩のOさんに休憩中「だいぶ、タイミングとか良くなってきたで。後は、音がめらない様になったらいいで。」と、お言葉頂きました。
なんか、めっちゃ嬉しかったです。ヽ(´▽`)/
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