美しいお月さまの下で吹く笛は…。
先日、京都の平野神社の名月祭にお世話になってます雅楽会で演奏して来ました。
ちら見えの満月をパチリです。
今年も吹かせて頂ける、ものすごく幸せなことで。
こんな素敵な拝殿で。(笙のOさんから写メ貰いました。)
私は、この日はボケボケで、降りるバス停を間違えて道に迷い到着で。
何度も来ているお宮さんなのですが…。
慌てて着装しました。
皆さん余裕の感じで…。
今回の舞楽は珍しく右舞の「落蹲」で。
お面を間近で見させて頂きましたが、なんだか可愛い…。
そうなんです、この日の為に私は、こつこつ自主練に励み、「納曾利」の破と急を頑張っていたのです…。
めちゃめちゃご無沙汰でして…。
そしていよいよ本番!
管弦は、ムカデに遭遇したり野外での演奏の醍醐味を味わいつつ、なんとか演奏し…。
いよいよ舞楽です!
もう、少しでも自分に出来る限りの高麗笛の音を神様に奉奏しました。
吹き終わって、燃え尽きました…。
ずっと練習してて、吹き終わるのが寂しいぃ~、と言うのが本音で。
右舞もいいもんやなぁ。
そして、本番の恐ろしさも大変勉強しました…。
頑張ろう…。
無事に終わって、楽しみのお抹茶を頂きました。
美味しいぃ~。
撤収して解散で。
そして笙のOさんとわいわいお話しながら京都駅へバスで帰り…。
一人滋賀へ帰る電車で、恐ろしい睡魔と戦いました。
でも、ええもんやなぁ。
私が一心不乱に高麗笛を吹いてて、舞い人さんが拝殿で舞いを奉納された時に、美しいお月さまが現れたそうで。
最高に美しかったやろうなぁ、と、感激で。
雅楽の雅やかな音色と舞いの世界と、神秘的なお宮さんと、美しいお月さま…。
雅楽、学んでて本当に嬉しい経験です。
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