龍笛を吹く幸せ。
先日、京都でお世話になってます雅楽会の合奏練習前に、K会長に個人指導をして頂きました。
暑い夏の午後でしたが、風情有るお寺に暑さを忘れます。
青空と御本堂が美しいです。
今回のレッスンは、打ち物から笛に替わった今度の奉納演奏会の為に、ちょっと頑張りました。
演奏曲の3曲を丁寧に教えて頂きました。
「音はえ~ねんけど、細かい部分がな。」と。
そうなんです…反省点ばっかりで。
舞楽を演奏するので「品玄(ぼんげん)やっとこか。」となり…。
定期演奏会と同じ演目なので、定期演奏会用の譜面を広げて…探し始めたら…。
まだ、もらった譜面をちゃんと綴じて製本してなくて…。
「あれ???あれれれ???どこやろ。」とわぁわぁ広げてたら…。
「あ~、もう、こっちに譜面貸して。子供みたいやな。」と、K会長が順番に並べて下さって。
二つ折りがいい加減に折ってたので「あ~、こんなん気になるんや。」ときちっと折り直して頂いて。
す、すすいませんです…。
結局、品玄のところが無くてコピーまでして頂きました。
万事が万事、いい加減な私…。
このお稽古の合間に、K会長が横笛を始めるきっかけとなった貴重な舞台の音源を少しだけ聴かせて頂きました。
芝先生と、東儀兼彦先生と、多忠麿先生の演奏されてる「颯踏」でした。
もう、ただひたすらすごいなぁ~~~の嵐で。
雅楽は、本当に素晴らしいなぁ。
最高な音色を聴けて、夢の様で、めちゃめちゃラッキーでした。
その後、自分の笛の音色には、ガクッと落ち込みましたが…。
この日は、お稽古後に合奏練習で、ちょっと疲れましたが、たくさん思いっきり龍笛を吹いたらものすごく元気が出て来ました。
あ~、身体の内側から力がわぁぁぁと湧いてくる。
清々しい気持ちで、ちょっと落ち込んでたのがどっかへ飛んで行きました。
いつも龍笛には元気もらって、助けて頂いてるんだなぁ、と。
感謝と、出会えて幸せだなぁ、としみじみありがたく思いました。
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