盤渉調の調べ。
またまたとんでもなく遠い先日、京都の世界遺産の醍醐寺で開催されました、「醍醐寺 宮内庁雅楽特別公演」のお昼の部に行って来ました。
現地で御一緒させて頂く事になった笙のOさんお二人と、Mさんとは会場で出会いました。
私はちょっと早く来まして、お昼ご飯を境内に在る出店でよばれました。
雰囲気有るなぁ~。
湯葉うどんを食べました。
湯葉と生姜が美味しかったです。
そして会場へ。
風情が有るなぁ。
でも、中はパイプ椅子がぎっちぎっちに並んでて…。
仏さまの前に舞台が組んで有り、仏さまに見守られながら荘厳な空気の中で始まりました。
演目は、管弦の部は、盤渉調の音取り、千秋楽、朗詠の紅葉、越殿楽でした。
冬の澄んだ空気にぴーんと張りつめた音が響く様な盤渉調は、美しく気高く素敵やなぁ、と感激でした。
盤渉調の越殿楽を聴きたかったので嬉しかったです。
舞楽は、左舞は「北庭楽」右舞は「八仙」でした。
舞いも優雅で…感動です。
八仙の神秘的と言うのか幻想的な、装束と面と舞いに夢の世界???想像の世界??
異次元な呪術的な???なんとも言えない世界に引き込まれて…。
あっと言う間に終わりました。
腹八分もいかなかったなぁ…やっぱり東京に行かないとご馳走様位にならないのかな。
そして、特別公開の俵屋宗達の「舞楽図」を拝見しました。
むむむ???
この舞楽図の八仙は、鶴の鳴き声を現わす口についてる鈴らしき物が、めちゃめちゃ多い。
サービスなのか、昔は賑やかやったんか。
Mさんとわいわい言いながら見ました。
あ~、いい音楽と舞いと絵画に目も心もたくさん栄養を頂きました。
この後、せっかくなので醍醐寺を散策しました。
別の会でお世話になってます笙のTさんHさん合流しました。
私は、やっぱり笙の方にご縁有るんやなぁ。
みんなで三宝院さんを巡って楼門をくぐって。
紅葉も最後かな。
でも、すごい参拝者でした。
冬の五重塔…なんだか侘しい気持ちになるなぁ。
色々と巡って最後に、OさんとMさんとで甘いもんよばれました。
温かくて甘くて美味しかったです。
楽部の先生の演奏を関西で聴かせて頂ける貴重な公演に行けて、本当に良かったです。
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