空間を感じる太鼓。
先日、大阪の池田市民文化会館アゼリアホールで開催されました、ジョイントコンサート「風の風紋」に行って来ました。
たまたまネットで、前から一度聴いてみたかった狩野泰一さんがこちら関西で演奏されるのを知って、地元お鯰様メンバーのNさんをお誘いして。
よくよく見てみたら、鼓娚でお世話になってます佐伯さんもご出演されるそうで、ますますと楽しみで。
船場でお買いものして、会場へ向いました。
わぁ、こんなポスターやったんや、と会場の入り口でパチリ。
第一部は、蓮風RENPUさんと言う、和太鼓ユニットの演奏で。
びっくりするくらい和太鼓・和太鼓した演目で。
あちゃぁ~、場違いだったかなぁ、と。
めちゃ太鼓率の高いコンサートやったんや…ノリについていけてないなぁ…反省です。
すごい熱演で、太鼓打ちではないのですが、ものすごく蓮風さんの温かい熱い太鼓愛を感じました。
和太鼓はもちろん、津軽三味線、唄、と盛りだくさんでした。
友情出演の佐伯さんも大活躍で、素晴らしかったです。
休憩後は、篠笛奏者の狩野泰一さんと、和太鼓奏者の金子竜太郎さんと、ジャズピアニストの宮本貴奈さんの演奏でした。
篠笛とピアノと和太鼓の織りなす音色に、うっとりしました。
皆さんすごい方で。
でも、このコンサートで一番感動したのが、金子竜太郎さんの演奏でした。
なんて言うのか、その響きがすごくて。
緩急とかすごくて、音の余韻まで空間を作り上げて。
ずっと耳がその響きを求めてた、みたいな、不思議な感覚でした。
一人「千里馬」は、衝撃で鳥肌がたってました。
第三部は、出演者全員での演奏で。
ここまででも、すごく、ボリューム満点で申し訳ないくらいに楽しませて頂いて。
なんと、なんと、アンコールまで。
お囃子を演奏されて、三度の飯より祭好きのお囃子好きにはたまらなく嬉しかったです。
三時間にもなろうかという舞台を、ただただ見られて感謝でした。
しかしながら、残念なことが…お客さんのマナーの悪さで…。
ずっと大声でしゃべり続けた妙齢のご婦人方や、お孫さんと来られてる高齢の男性の声の大きいこと大きいこと、後、ずっと大きな声でぐずってた子供さん…。
会場の設備が悪いのかな、入口に暗幕がないのと、お客さんの出入りがやたらと激しくて、その度に雰囲気が壊されて…。
運の悪い席に当たってしまったんやなぁ。
舞台が良ければ良いほど、残念な気持ちになりました。
私も気を付けたいです。
蓮風のお二人の魅力が、とても伝わる熱いコンサートでした。
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コメント
nice!
投稿: きたろう | 2013年7月 6日 (土) 23時02分
きたろうさん
ありがとうございます。
フルートコンサートのブログ、楽しみしています。
またまた新たにフルートコンサート行かれたのですね。
こちらの感想も待ってます。
投稿: 竹の音です。 | 2013年7月 7日 (日) 00時20分