十年越しのお宮さん。
先日、笙のOさんと大阪の豊中市に御鎮座まします服部天神宮の夏祭に行って来ました。
雅楽器を使って色んな演奏をされてる「天地雅楽」さんが演奏されると聞いて。
どんな演奏をされてるのか興味がわきまして。
私は、もう、十四、五年位前になるのかな?
大阪にいた頃、ある料理の本のイラストを描くアルバイトみたいなんをしたことが有りまして、阪急宝塚線に乗って、料理研究家の方の厨房件事務所に行ってて。
その途中の通過駅で、この服部天神宮の大きな看板が見えてて、「あ~、こんなところにお宮さんが在るんや、ご神縁恵まれて、お参りさせて頂けたら嬉しいな。」と。
そこから、長~い時が流れて実現しました。
夏祭で、屋台がいっぱい出てました。
美しいご本殿です。
ご祭神は、少彦名命、菅原道眞公です。
ゆっくりお参りさせて頂きました。
そして日が暮れかけた頃、天地雅楽さんの演奏が始まりました。
今回は、天地雅楽さんと服部天神宮の神職さん巫女さんが演奏されました。
雅楽の管弦の演奏や、オリジナル曲や、カバー曲なんかをされました。
巫女さんの美しい舞の「浦安の舞い」です。
びっくりしたのが、スピーカーからCDかな流れてたんですが、???のエアー伴奏が…。
斬新です。
こちらは「紅童」です。
可愛い舞に、芝先生の作られた曲が素敵で、すっかりとりこでして。
あ~、天神さんとご神縁恵まれたいなぁ~。
こちらは、エアー伴奏は有りませんでした。
これは、天地雅楽さんの演奏で。
オリジナル曲で、素敵でした。
龍笛が別の笛みたいな音色に聴こえて、電子音に不思議と雰囲気が合ってました。
室内で、音響が整った状態で聴いたらもっと良いだろうなぁ、と。
夏祭とか、野外で、しかも袖幕がないところは、出入りから待機してる姿が、ぜ~んぶ丸見えで、なかなか厳しいなぁ、と思います。
お客様の集中力も、かなり散漫になります。
それが良さでも醍醐味でも有るんですが。
そんな中、演奏されて、すごいな。
良い勉強させて頂きました。
その後、だんじりが演奏されて。
夜祭りを、めちゃめちゃ感じられますね。
色んな世代の方が、一つになってこの伝統を守っていかれてるんだろうなぁ。
そして、Oさんと色んなお話をしながら帰りました。
ひょんなきっかけで、お参り出来て嬉しかったです。
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