アマテラス。
先月、坂東玉三郎さんの「アマテラス」を京都の南座に見に行きました。
母と姉と三人で。
お求めやすい?お席にしたので、上から舞台がぐるっと見渡せる。
わくわくしてたら、始まりを告げる太鼓の音が響いて、神話の世界が広がりました。
玉三郎さんが現れると、舞台が神秘的な輝きが増して、涙が出そうで。
あ~、アマテラスさんや。
遠い三階席でも、そのお顔がくっきりと見る事が出来て、感激。
すごく動きを極限にまでシンプルにそぎ落として、なお、目に見えない世界が広がるみたいな。
上手く言えないな。
でも、初演の匂いたつ様な日本っぽさ?鼓童っぽさ?が、マイルド?になってたと言うのか、少し無国籍様な感じな世界でした。(やっぱり上手く言えないな。)
アメノウズメさん役の愛音羽麗さんは、さすが元宝塚の男役さんで舞台が華やかで洗練されてて、その美しさに、目が釘付けでした。
個人的には、初演のアメノウズメさんがお気になんですが。
笛の音色も、スサノウさんの太鼓もそうかな。
今回の主な役の方は皆さん華やかで、鼓童の方もかっこ良くて舞台俳優さんみたいでした。
ただただすごくて、圧倒される舞台で、めちゃめちゃ感激しました。
こんな世界が有るなんて、すごすぎる!!
再演が見られて、私は、なんて幸運なんやろ。
しかしながら、やっぱ見てしまうと自分が舞台にチャレンジする事の無謀さと無力さに、落ち込みました。
かなり影響されるんじゃないかな、とか、何もかもが色あせてしまうんじゃないかな、とか。
でも、伝えたい事が根本的に違う様に思えて。
後、こんな豪華な完璧な舞台は、遥か彼方の天上界の世界の事で。
地を這う様に生きてる私には、別世界だもんね。
やれる事やろう。
私が笛を吹いてるのは、一にも二にも神様に祈り奉げたいその思いの手段なので。
終演後のアンコールもすごくて、楽しくて大興奮で、母と姉と夜ご飯食べました。
和食好きな母の為に、南座近くの「美美卯」さんです。
これに揚げたてのてんぷらも付いてました♪
美味しいし、ゆっくりくつろいでいっぱいおしゃべりして。
三人でお出かけもいいもんだなぁ。
また、何か、良さそうな公演有ればまた行きたいな。
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